2013年6月26日水曜日

ですよねー! L.O.T.W.式音楽用語解説・其の3


『(また)二十日にお会いしませう』発言ゥ? 今日は二十六日ィ? 六日も過ぎてるゥ?
た・ぶ・ん、と書きまったしィ。遅れたのはあてくしの大人のジジョー、そやし貴方はそない発言をジチョー、なんちて。
別にいつもみたいにしれっと〝2013/6/20 4:44〟更新スタンプぺたこしてタイムライン捏造したってもええんやで?
――と、何でこのボログの管理人たるあてくしが、こないボログを閲覧してくだすってるお客様たるみなさまへ向かって垂直目線で見下ろしてるのか分かりまてん。
きっと魔が差したんですゥ! 許してくだたい。燃やさんといてくだたい。
つか音の素人のあてくしがこない偉っThawなコーナー作ってる時点で創井り口手さんサイドに対する垂直目線だおえー。
は? 知らんよ。

…………よし、四行稼いだな! (ガッツポ
今回は当ボログで頻繁に使われてる重要な〝よーご〟だす。



音色 (おんしょく)
ずばり〝音の色〟。主に打ち込み音楽で用いる言葉。
例えば〝A〟という八小節のループ(後述)をどのような音で鳴らすかにより、そのトラックの内容が大きく変わってゆく。
ギターを弾いてサンプラーで取り込むか、シンセっぽい音で音符を並べるか、荘厳な雰囲気にするためにオーケストレーション(っぽいこと)を用いるか、ここは和のテイストを打ち出すために笙を導入してみようか、などなど。
いや、むしろ〝A〟ではなく、メロディを排した〝B〟というドローンノイズを垂れ流してみては如何だろうとか、いやこの〝A〟はループよりもワンショット(後述)の方がトラック映えするとか、いやいや〝A〟が乗ろうが〝B〟が乗ろうがボトムにこのビートの音色はミスマッチでしょ、とか――
トラックメイカーはまず、自分の創るこのトラックにとって最適な〝音色〟を選び出すことに頭を悩ます。
打ち込み音楽は結局は人間が機械を操作しているのだから、その音色選択にも人それぞれの癖が出るし、好みも反映される。
その癖や嗜好が一般的に認められて初めて〝個性〟が確立するのかも知れない。

当ブログではこうして意識的に鳴らしている音色を〝おんしょく〟と、無意識に楽器から奏でられる純粋な音色を〝(ねいろ)〟と区別して文を認めている。

  • ループ (Loop)
  • 打ち込み音楽を創る上で必要不可欠な要素である〝反復の魔力〟で聴き手をくすぐるために、繰り返し鳴らされる音色パーツの意。
  • 主に打ち込み音楽は四分の四拍子で組まれるため、一小節・二小節・四小節・八小節・十六小節と、四を基準に反復される。そこであえて三小節で回してポリリズミック(後述)仕立てにするのも創り手の手腕。
  • 蛇足ながら、反復フレーズを人力で奏でた場合を〝リフ〟と呼ぶ。このケースはプレイヤーの手癖次第でいくらでもフレーズが揺らぐので、ループという概念とは切り離して考えた方が良い。
  • その一方で〝ビート崩し〟やら〝ヴォーカルチョップ〟やら、ループの概念を覆す揺らぎの技法も存在するので、『打ち込みの反復はループ! 生演奏の反復はリフ!』とざっくり分けて定義すれば楽。
  • ワンショット (One Shot)
  • 音符単位で鳴らされる装飾音。打ち込み機材のキーパッドをぽんと押せば瞬時に鳴ることから、そう呼ばれている。
  • ループにも言えることだが、聴き手の耳を惹くド派手な音色を用いて度肝を抜くことも、こっそり鳴らして『こんな音あったんだ』と感心させることも出来る。
  • 私見ながらループよりもこちらを効果的に使った方が、上記の作用が高いように思える。ワンショットに対する文章表現で『(トラックへ)ぶっ込む』やら『ねじ込む』やら『叩き込む』やら物騒な言葉が使われる点で察せられよう。

テクスチャ (Texture)
ループやワンショットを配置し、トラックを組み上げること。打ち込み音楽の最重要スキルと言っても過言ではない。
どの音を、どこの場面で、どう鳴らすと気持ち良いか。遅らせたり前のめらせたり、噛み合わせたり剥離させたり。その熟考がカッコ良いトラックを生む。よりのめり込んでいる人は、スピーカーやヘッドフォンのどの位置で鳴らすかを考えている。
これに長けている人はどんなに使用音色が多くても、それを感じさせないすっきりとした構成とトラックが組める。その一方で、聴き手の頭がぐらぐら揺れるくらい音密度の濃いトラックも難なく創れる。また、少ない音色ながらシンプルで飽きのこない、万華鏡のような輝きを齎すトラックも組める。
逆にテクスチャが不得手な人は、上モノとボトムの噛み合わせがもっさりとしてダサかったり。装飾過多に感じられて鬱陶しかったり。音に広がりがなく、聴いていて突き抜けるようなカタルシスが得られなかったり。深みがないからスカスカで退屈だったり。
ただ鳴らしているだけじゃダメなのよ、と筆者は口角泡を飛ばして言いたい。

  • ポリリズミック (Polyrhythmic)
  • (音楽技法の)ポリリズム的な。
  • 難しく考えず、反復音楽で味わえると嬉しい〝ズレの快感〟を最大限に生かしたテクスチャの組み方、と考えれば楽。
  • 一聴、各音色がてんでバラバラに鳴らされているようで、随所に拍の噛み合う地点があり(例えば三小節と四小節の反復音では、十二小節目でぴったり噛み合う)、そこへ意識を集中させれば自然と全体のズレ具合に持って行かれる仕組み。
  • 拍が正確無比でないと成立しないため、生演奏よりも打ち込み音楽に向いている技法、と考えられなくもない。なのに打ち込み系の人があまり用いないのはなぜだろうきもちいのにもったいない。



けふもいぜう!
以後謙虚に『次回は二十日に書けるよう頑張りマースv』ってゆう! それって実ゎ逃げ道を作ってるだけなんだゼ! ピース!



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